九州7県の中で、今回始めて大分の和紅茶を淹れました。耶馬渓でカフェも併設している「蛍茶園」の春摘紅茶ですが、渋みを抑えている為、3番茶まで楽しめるそうです。確かに飲んでみると、渋みが少ないので、私好みのお茶でした。
蛍茶園Tenjiku・和カフェ蛍茶園蛍茶園を知ったのは、全国地紅茶サミット世話人会が出している「ニッポンの地紅茶《完全ガイド》」でした。私の地元は耶馬渓に近いのですが、紅葉を見に行くことはあっても、お茶の産地であることは、知りませんでした。
耶馬渓の茶園は過疎化も相まって、15軒が半分以下の6軒に減る状態になっているそうです。
八女茶コンシュルジュ講座の資料に書いてあったのが、耶馬渓がある中津市のお隣、福岡県築上郡上毛町とさらにお隣の豊前市もお茶の産地で、一緒に「福岡県の八女茶」の位置づけになっているそうです。
上毛町や豊前市は、耳納連山と英彦山を超えた八女市からかなり離れたところにあり、耶馬渓のほうが近いのですが「耶馬渓茶」とはならないんですね。
「ニッポンの地紅茶《完全ガイド》」は、全国の和紅茶が紹介されているので、とても参考になる書籍ですが、現在発刊していた出版社が民意再生手続きに入っており、電子書籍か中古本、もしくは図書館でしか読めなくなっています。
また、2019年に発刊されているので、5年経った2024年現在は、和紅茶を作っている地域の情報はさらに増えています。また掲載されている茶園も、新しい和紅茶の商品やパッケージの変更などもあります。
和紅茶情報は、ネットで収集するのが一番早いですが、中には事実ではない情報もあります。
こちらのサイトでは、正しい情報をお伝えするように努めていきます。